パクチーたっぷりのじゅーしぃ鳥【蒸し鳥】
パクチーはお好きですか?
別名、カメムシ草と呼ばれるくらい、独特の香りがするので、好き嫌いの非常に分かれる食べ物ですよね。
僕は大好きです ^^)
最近スーパーでも、どこでもおいてあるので重宝しています。
そして、このパクチーがあう料理いろいろありますが、おすすめなのは、蒸し鶏にたっぷりとかけてたべるやり方です♪
ということでつくります。
簡単です
鳥のもも肉に酒をふりかけ、器やボールに入れたまま、10分程度蒸し上げます。
そして、このまま鳥から出た水分につけたまま、粗熱が取れるまで放置。
そして冷蔵庫で芯まで冷たく冷やします。
つづいてたれを作ります。
蒸し鶏から出たスープは、鳥のうまみを存分に含んでいますので、これを利用します。
生姜、にんにく、白ネギのみじん切りと、醤油、塩、コショウ、ナンプラーを加え調味します。
あとは、パクチーです。
たっぷりと使います( ^^)
大体1cm程度にざく切りにしていきます。
冷えた鶏もも肉も、カットします。
すこし分厚い目に切ったほうがおいしいですよ。
蒸し鶏は柔らかいですからね。 ^^)
もりつけです。豆腐とともに盛り付けます。
パクチーと豆腐も非常によく合うのです!(^^)!
タレに少しナンプラーを入れることによって、エスニックな風味が出て、パクチーとの相性も非常によくなります。
夏の暑い日には、たまらないうまさですよ ^^
パクチーのさわやかな香りと柔らかな蒸し鶏のコンビネーションは、これからの夏を乗り切るのにはもってこい。
試してみてくださいね。
おきひいらぎの干物
宮崎県に旅行へ行ったときにゲットした乾物。
「ひいらぎ」
というお魚の幼魚の干物です。
これを見つけたときは、めっちゃテンション上がりました。
関西では見つけたことないです。
この魚は、釣りをする人はご存じだと思うのですが、意外と関西の釣り場でも釣り上げることができます。
主に砂地でキスなどを狙っている際の外道として釣り上げられることが多いように思います。
ペラペラのお魚で、体表がやばいくらいにぬるぬるです(*^_^*)
大きい物でも、15cmくらいの魚体です。
昔は、外道といっても食味は淡白な白身で美味く、持ち帰り塩焼きにしていただきました。
そんな、思い出のお魚が姿形そのままで、ひものになっているなんて、これは買うしかないでしょ!ってことで、手に入れました。
食べ方は、簡単、炙って、レモン醤油等でいただくそうです。
ペラペラの魚体ですので、弱火の直火でサッと焦げ目がつく程度にあぶります。
焼いている臭いは、めざしの臭いよりもう少し、独特の魚臭さがありました。
焼き上がり。
九州といえば、日向夏でしょ!ということで、日向夏の果汁を絞っていただくことにします。
日向夏を絞って、昆布醤油で。
え、すごく、おいしい!
これは気に入った。絶対リピートしたい。ネットでも売っているけど、送料がなかなか高いなぁ(*^_^*) また旅行した時のお楽しみって感じか。
宮崎県では良く食べれるポピュラーなものらしいですね。めざしは少し舌がピリピリするようなアクのようなものを感じますが、これについては一切なし。内臓の苦みもありません。純粋なコクのある味をたのしめます。
硬いスルメくらいの触感で、焼酎に会いますね(*^_^*)
ちなみに、このお魚は、タイトルの通り、「オキヒイラギ」というお魚で、たぶん僕の昔つったものは、ヒイラギなので、近縁種ということだとおもいます。
うん。まだまだ発見があるね。
野菜の甘さを引き出す料理【玉ねぎオーブン焼き】
淡路島の新玉ねぎです(^o^)
もちろん他県の玉ねぎも美味しいですけど、
兵庫県の玉ねぎ、特に淡路島産は、やっぱり格別。
甘みが違いますねぇ。
生で水にさらさずにたべられるし、焼いても美味しいし、
肉厚でみずみずしいのですよね~(*^_^*)
ということで、オーブンで丸焼きです。
160度のオーブンで、30分程度じっくりと焼いていきます。
焼きあがりました。
丸ごとですので、まったく見た目が変わっていません。
きっちんに甘~い臭いがたちこめます。
焼くときに転がるので、アルミホイルで台座をつくると良いですよ(*^_^*)
玉ねぎから出た水分が、キャラメル上になっています。
当分がおおい証拠ですね。
包丁をいれ割ります。
あとは、中をお箸などで、一枚づつはがすようにして食べます。
たまにはサラダ習慣。
日頃の脂肪を捨て去ります(^o^)
玉ねぎの味付けは、オリーブオイルと塩のみ。
とっても甘くて、おいしいよ!
簡単だからやってみてね!
香り高いシソ科の植物【エゴマ】
エゴマって知ってますか?
エゴマオイル等、健康に良いことで有名ですし、焼肉屋さん等にいったときに野菜盛り合わせについていたりしますよね。
これは、ゴマっていう名前がついていて、良く知っているゴマより一回り大きな粒の実もできる植物なのですが、いわゆる普段食べているゴマとは別種です。
紫蘇科に属する植物なんです。
そして、この歯が独特の油っぽい香りがして、美味しいのですよね~
そして、なにより栽培が簡単。
皆さんも苗を見つける機会があれば、プランターに植えましょう(^o^)丿
ということで、夏場になるとわんさかと生えてくる葉をつみとります。
ほっとくと葉は大人の手の平くらいに成長しますが、あまり大きくなりすぎると、葉脈が固くなり触感が悪くなりますので、ほどほどに。
綺麗にあらって、一枚一枚、調味液に浸して、積み重ねるようにタッパーなどに入れて保存します。
調味液は、甘めの醤油味に、ゴマと唐辛子を入れるイメージです。
今回は、辛いの苦手な人に贈呈する予定で仕込んだので、辛みは無しでつくりました。
めんどうだったら、醤油のみでも美味しくつかります。
あとは、冷蔵庫で翌日から食べられます。
大体2週間ほど漬け込んでやわらかくなったものが僕は好きです。
食べ方は、炊き立てのご飯にのせて、包んでいただきます。
これが、、、美味い。
紫蘇よりもどこかコクのある油っぽい風味があることが特徴の植物です。
香りも、他に煮たものはなく、このエゴマでしか味わえない、独特のもので、一度はまると病みつきになるお味です。
一株植えるだけで、ひと夏は楽しめる量が十分に収穫できますので、良かったらやってみてくださいね。
おいしいよ。
特殊なたまり醤油を使う【クロ炒飯】
ラーメン店などで、時たま名物になっている
チャーハンがあります。
そのチャーハンは見た目が真っ黒。いわゆる醤油の色なんですが、
味は塩辛くはなく、美味しいコクのある醤油の味がする。
とっても美味しいチャーハン。
大昔から気になっていましたが、数年前にインターネットで
作り方を見つけて、すごく嬉しかったのを覚えています。
ということで、今回も作ります。
材料は適当に(*^_^*)
にんにく、しょうがで香りを出して、
唐辛子でピリっと感。
野菜をいためて、
冷凍庫に眠っていた、わらけるくらい、良いお肉を使います。
チャーハンにはもったいない(笑)
野菜をいったんとりだし、お肉だけ炒めて、
野菜とドッキング。
さて、チャーハン作りに入ります。
溶き卵を入れて、ここからは一気に仕上げます。
具材を入れて混ぜ合わせます。
次の工程で、真っ黒チャーハンにかかせない調味料をいれていきます。
「老抽王」
中国のたまり醤油です。
これが、ほんとに真っ黒け。その割に塩分は多くない問シロモノなんです。
日本にはないですねぇ~
何でできているか不明なので、少し不安はありますが、
美味しいのですよね(*^_^*)
これを、ドバっと、一人前に対して大匙1くらい入れて混ぜていきます。
はい。イカ墨リゾットみたいに真っ黒です。
香ばしい醤油の焦げた臭いが漂います。
これだけ黒くても、塩辛くはありません。
日本の濃い口醤油でこの色をだしたら、たべられませんので、
気を付けて(*^_^*)
ということで完成!
お皿が、どっかのキャラクター。
チャーハンとはミスマッチ(笑)
次の日のお弁当の分も作りました。
どんだけチャーハン好きやねん!
この老抽王、海外製品をおいている食材のセレクトショップならまず間違いなくあると思います。お値段も高くなく、日本の醤油と大して変わりません。
もし近くになかったら、ネットでも購入できますよ。
なんとも便利な時代になったものです。
チャーハンだけではなく、煮豚や、煮卵など、しっかりと黒い色を付けたいものに使うと効果的です。
味は、癖はないので、使いやすいとおもいます!
是非お試しあれ。
激辛唐辛子の酢漬け、ハラペーニョ風【ピクルス】
今回は辛い青唐辛子を、スパイスと共に酢につけて、ピクルスにします^o^
新鮮な青唐辛子です、国産のもので、激辛です。
刻みます。
酢に、にんにくと、スパイスを入れます。
今回は佐藤と塩と、ディルというスパイス、あとローリエなど、適当に!
カレーの匂いのするスパイスはいれてません!クミンや、コリアンダーなど。これらをいれると、スパイシーな味になっちゃいますからね!
いちど、スパイスの香りを出すためと、調味料を溶かす為に、沸騰直前まで、日にかけました^o^
なんとなく、ラッキョ漬けのように、熱い間に流し込みました。
数日たったもの。
爽やかなグリーンから、いわゆる市販のピクルスの色になりました。
激辛で超おいしい!
でも、ハラペーニョで作る意味がわかります。今回のものは、辛さはよいのですが、ちょっと固い。
やはり、ハラペーニョはピーマンぽく肉厚で、柔らかいのですね。
なる程、納得!
でも、おいしいです♪
着けた激辛調味液を少し酢で薄めて、野菜も漬け込みます^o^
あ、これむちゃおいしいやつ!!
いきなり調味液に野菜をつけこむより、奥深い味がある。
カプサイシンパワー!全快。
保存食作りは、楽しい(*≧艸≦)
彩り豊かなお野菜のピリ辛パスタ【ペペロンチーノ】
あっさりとしたパスタの代表格、ペペロンチーノ。
塩味オンリーですが、これがまた奥が深い。
塩とにんにく、オリーブオイルの絶妙なコントラストがたまりません。
とってもおいしくて大好きな料理なんですが、
なんですが!、、、
栄養が。
家でつくる一食にするには、やっぱり栄養面も大事。もう少し野菜などと一緒に食べたくなってしまいます。
ということで、よく残り物のお野菜で、オイルパスタを作ります。
小松菜、玉ねぎ、トマトを用意しました。
どれも炒め物すごく合います。
にんくを包丁で抑えるようにして、叩き潰します。
パスタを湯がいている間に、ソースを仕上げていきます。
ソースといっても、基本は野菜から出る旨味とオリーブオイルを乳化させたものになります。
大事なのは、乳化の工程。
これをしないと、まとまりがなく、いわゆる塩炒めになってしまいます。
乳化させるのに、重要なのは、パスタの成分がある程度溶け込んだ、ゆで汁。
10分くらいのゆで時間のパスタなら、5分以上ゆでた汁を加えます。
そして、ゆであがったパスタをイン。
強火で、入れたゆで汁を思いっきりぐつぐつと沸騰させるように和えていきます。
本気をだせばもう少し、細かな説明になりますが、家庭ではこれで十分!美味しく出来上がります。
パスタは、歯ごたえが大事なので、規定のゆで時間より少し早め、1分~2分くらいで上げるのがベストです。
問ことで盛り付けます。
スープは、作っておいたバターナッツカボチャのポタージュです。
これはまた記事にします。
見た目のおしゃれで、ランチに良いですよ!
オリーブオイルのみだし、あっさりと食べることができますしね(*^_^*)
野菜の水分オイルとしっかりと乳化して、パスタをコーティングするようにまとわりつくようなイメージです。
汁が多すぎるとスープパスタになりますし、少なすぎると、焼きそばのようになります。最初は下限がむつかしいですが、炒め合わせる段階でゆで汁を少なめに入れて、足りなければゆで汁を追加していくといった感じで、乳化させると、失敗が少ないです!
是非やってみてくださいね~(^o^)丿
キモウマ生き物で寿司【シャコ】
お仕事帰りの晩遅くにスーパーへ寄ると、悲しいかな売れ残ったお刺身のパックが、割引になっているんです。
これがまた、お得です(*^_^*)
なので、これらをこのまま食べるのもよいですが、即席で酢飯を作り、にぎってお寿司にして食べると楽しくて美味しいです(^o^)丿
今回は、特大のシャコもみつけましたので、併せて調理をしたいと思います。
シャコは見る人によっては、虫のように見えて、苦手な方もいると思います。写真スクロールで、シャコが出てきますので、苦手な方は別の記事をお楽しみくださいね!
ということで!
どーん!
これがシャコです。この造形はまさにオンリーワン。ほかに類をみないキモさです。エビ寄りといえば、エビよりですが、もう少し古代の生物を感じさせるフォルムをしています(;^ω^)
このシャコは、湯がきたてのものは、身がプリプリして、蟹よりのエビのような味で、コクがあって非常に美味しいです。
写真のもは湯がいたものですが、エビやカニのように赤くはなりません。
これはすべて雌で、「かつぶし」とよばれる卵があり、子持ちで極上品のシャコとなります。
エビは、お腹の外側に卵を抱きかかえるような形で育てますが、シャコは、ちょうど背中の真ん中くらいにたまごがはいっているんですよ。面白いですね。
かつぶしを見てみます。
ちょうど真ん中あたりに、オレンジ色のものがあると思いますが、これが頭から尾にかけて一列で入っています。
旨味は薄くした蟹の内子味。味は圧倒的に
蟹の卵の方がうまいですが、シャコの卵は、硬いのです。固いじゃなく硬い。
これが、卵一粒一粒を感じるイメージではなくて、ボリボリと折れるような感覚なんです。身の方に旨味の大半がありますが、アクセントを楽しむ感じで、身との相乗効果で大変美味しいです。
酢飯と合わせて、握りました。
言わずもがな、美味しいです。
シャコは湯がいたものを冷凍、そして解凍して提供をされているものがおおく、そのような処理では、味の旨味の大半が抜けてしまい、触感もわしのようにぼそぼそして、美味しくありません。
ゆでたてのシャコは、ほんとにプリプリで、最高に美味しいですよ。
機械があればやってみてくださいね。
で、あとは、カイワレを握ったり、
いろいろと、パックのお刺身も握りました。
すべて合わせて、1000円くらいでできました(笑)
スーパーのお刺身が半額だったから!(;^ω^)
晩御飯としては、贅沢この上ない。
だれがこれをスーパーのパックのお刺身だとおもうでしょうか!
握り寿司も慣れないうちはとまどいますが、だんだんとなれてきて上手に握れるようになりますよ!
そのためには、美味しいお寿司屋さんに、行ってお寿司を食べましょう(;^ω^)
それを口実に飲みに行くという。。。(笑)
鳥を捌く写真有(注意)猟師からいただいたお肉を調理する【キジ料理】
猟犬を使った、ある種、狩猟を超えた猟があります。
人間が犬を操り、その本能を最大限に引き出しキジを出す。
また、キジはその迫りくる犬の匂い、人間の気配を感じ、これまた本能でその上を行き、うまくそのチェイサーをかわす。
この、キジ猟の歴史は古く、、、等
語り出すと、終わりませんので、それはまた別の機会に。
そして、貴重なキジのお肉をちょうだいしました。
隣国の韓国では良くお鍋にして、食べられているみたいです。
もしかしたら食べたことの有る方もいるかもしれません(*‘∀‘)
非常にたんぱくなお肉で、鶏とはやっぱり違います。
野趣のある味もあるし、肉はしっかりしています。
猟期は非常に短く、冬の極わずかな期間しかありません。
もちろんスーパーなどで売っているなんてことは、稀の稀 (僕はみたことありません)なので、自身で猟をするか、猟師のお友達がいるかの特権です。
ということで、いただいたキジ肉を写真でお見せします。
羽はほぼむしった状態で、尾羽のみ残っています。
散弾銃での猟ですので、その跡があります。
命に感謝し、本日も美味しく頂戴いたします。
苦手な方は、他の記事をお楽しみくださいませ!
ということで。
その日に取れたものです。猟場で、ハラワタ、羽の処理をほぼ終わらせたものです。
新聞紙にくるんで、氷漬けにしたものを届けてくださいましたので、このように所度🄬ころ新聞紙の切れ端が張り付いた状態です。
これを、折角の命を無駄にしない為に、綺麗に、可食部位を切り出していきます。
正肉された鶏肉は見慣れていますが、本来はこのような事なんです。
命をいただくということで、普段我々が目にしているパックに入り綺麗に精肉をされた状態は、全てだれかがこのような作業をしてくれいるのです。
という、あたりまえのことを、改めて感じ、感謝し、捌きます。
上段が、モモ肉。
下段左が、胸肉。右側がささみと、手羽中です。
なかなかうまくお肉が取れました(*‘∀‘)
ここまでくれば、ほぼ普段目にしている鶏肉ですね。
モモ肉は、赤身が強く、所謂地鶏の色合いです。そして、胸肉もピンク色が強く、味が濃そうです。
右下のお肉が白っぽいのは、散弾銃が当たりすぎ、内臓を処理するときに洗った水分を吸っているからです。これはこれ。鮮度は全く問題ありません。
美味しくいただけます。
ささみです。
モモ肉です。
胸肉です。
こうやってみると、同じ鳥類。鶏と形が同じですね。
でもね。キジは地面をすごいスピードで、走り抜けることが出来る俊足の持ち主なんです。なので、足のすね肉は凄い固いプラスチックのような筋が走っているんです。鶏のお肉にもありますが、鶏のモノはぺなぺなです。
これは、キジの大きな特徴だと思います。
魚の、のどに刺さる小骨のように食べることは出来ませんので、捌くときには、骨抜きで抜くように処理するんです。
今回は、折角の超新鮮なお肉。
色々お肉の味を楽しめる調理をしていきたいと思います。
さっと、湯引きして冷水へ。
しもふり とします。
手羽中は、唐揚げでしょ(*‘∀‘)
モモ肉は、しっかりと皮目を焼いて、タタキに。
野生の鳥ですから、生食は好ましくありません。
火の通し加減。これは自己責任となります('Д')
でも、絶対に安全という調査の上、根拠の基に食べています。もちろん、他人にたべさせることはいたしません(*^^)美味しいけど、残念(笑)
ということで、揃いました。
湾プレートに盛り付けましたが、なかなかいい感じになり、晩酌としては極上です。
モモ肉のタタキ。
手羽中のから揚げ。
ささみのしもふり。
最高です。
お肉がやっぱり、味が濃いんです。そして、生育環境によると思いますが、木の実っぽい香りがするのです。これが野趣ある味となるわけですが、この香りが鶏とは違い、キジ肉を食べる価値を見出してくれます。
野生のいわゆる地鶏なので、肉質はしっかりとしています。でも、鶏のひねどりという、老鶏よりはやわらかく、適度な歯ごたえを味わえます。
でも、手羽中はやっぱりちょっと筋がおおくかたいかな。骨から肉をはぎ取って食べる感じ。
ほんとに美味しい。
感謝です。
で、勿論、毎度のことながら、残った骨などもむだにするこてゃありません。
素人調理なので、みがのこってしまっている鶏がらはしっかりと煮だしてスープにしていきます。
これがまた、最高に美味い出汁が取れるのです。
ぐつぐつ煮込んで、濁らせ白湯にするか。。
それとも静かに似て、清湯にするか。。
迷いますが。。
あくをキレイに取りながら、骨の髄までエキスを出すため、3時間以上は煮込んでいきます。
中の骨が踊らない様に、沸騰状態を保つくらいの温度で煮だします。
これが濁らない清湯スープの取り方です。
3時間後、鶏がらを濾します。
ここで鳥骨でスープを取ったことの有る方はお判りでしょうが、鶏なら、3時間煮込めば、骨はボロボロで、指で潰せるくらい柔らかくなるんですね。
でも、キジの骨はまだまだ固く、しっかりと型費が残っています。
これは、やはり生育環境の違い。食べている物の違い。骨にカルシウムが多いんでしょうね。
多分。人間も怠惰に生活してると、骨が弱くなるよ(*‘∀‘)
そして、獲れたスープ。
綺麗に澄んでいます。
これは、香り味共に至高のスープ。味がとにかく濃いのです。
ベクトルは、やっぱりチキンなんだけど、ちょっと和風な感じ。
なんでだろ!これは、かねてからだしを取ってキジそばとして食べられてきた意味がわかります。だって、これと鰹節と、昆布をぶれんどしたら絶対美味いもん。
いやーこのスープで何を作るか楽しみ~(*‘∀‘)
ということで、今回も残さず、すべて骨の髄まで調理いたしました。
普段我々が目にするものは、綺麗に柵どりされたお魚や、パックにならべられた精肉をされたお肉です。賛否両論はあると思いますが、何を食べるにしてもなにかを糧にするのが人間の宿命。
それを深く考えだすと難しくなるので、僕はとにかく感謝のこころを忘れず。
今日もありがとう。この気持ちを大事に、胸に秘め食材をいただくようにしています。
いただきます。いい慣れた、この言葉、命をいただいているんだね。
これを意識すると人間ランクがアップするような気がする。(*^^)v
お腹の中からでてきたカレイを食べる【カレイのから揚げ】
今回もとりためた写真のアップロードです。
投稿日との季節感が合わなくてもうしわけありません(*^^)
はい、用意したるは、冬のお鍋の代表格。
『あんこう』
あれ?
タイトルが、カレイのからあげになってるやん!と思ったでしょ(*‘∀‘)
ということで、捌いていきます。
すぐに答えはみつかるさ(*‘∀‘)
あんこうって、水の張ったシンク内にいれると、ちゃんと髭が生えているんですよ。しっていましたか(*‘∀‘)
しっかりとぬめりをとる作業から入ります。
たわしでゴシゴシやっていきます。口はネバネバなので特にしっかりと。
臭みのもとになりますよ。
あんこうは捨てる所が無いといわれており、その部位はあんこうの七つ道具といわれて、ななつの美味しいパーツに分けることが出来ます。
今回のモノは、小ぶりなアンコウなので、腸の処理もですし、ヒモと呼ばれる卵巣もはいっていませんでしたので、胃袋だけたべたいと思います。
アンコウは、魚を丸飲みする性質があるためか、ひときわ胃袋が大きいです。自分の体くらいのお魚も一瞬の俊敏な動きでバクっととばてしまいます。
ちなみに、目と目の間にある触覚のような角のような器官ですが、これを疑似餌のようにして自分の餌をおびき寄せるのです。凄いでしょ。
胃袋は切り開いて、中身をきれいに掃除します。。。
が、
はい、出てきました。
かなり状態の良い。カレイ。
海そばの旅館の、朝ごはんに出てくるやつだ!
もちろん食べますよ(*^^)
このアンコウも不運なことに、このカレイを食べた直後に、水揚げされたのでしょう。でも、さらに不運なのは、このカレイか!
まさか、2回も食べられることになるとは。(笑)
鮮度はまったく悪くないです。
嫌な臭いもしませんし、まだ身がしっかりとしている。
鱗は、きれいにとれてますね。
表面のみ、アンコウに消化されたってかんじでしょうか。
ハラワタとエラを取って、切り目を入れて、カリっと上げていきます。
バチャバチャ。
これ、アンコウのお腹の中からでてきたって、誰もわからんでしょ!
味も、うん。普通に美味い。
カレイのから揚げのお味。
なんか得した気分。家でお魚を捌く機会があれば、こういったものも捨てずに調理すると美味しいし、楽しいよ。
て、誰もやらんか。(笑)
そして本体。
勿論お鍋にしていきます。
下のお更に、出来るだけ七つ同五をあつめてみました。
肝臓。胃袋、エラ、心臓。
これらもいっしょにお鍋にします。
アンコウ鍋など、ぬめりの強いお魚のお鍋は、一度表面を湯通しして、水でキレに洗う下処理をしておくと、アクが出ず、生臭みも消え、美味しく食べることが出来ます。
いやー。本体も最高。
でも、分身の方が今回は価値があったかな(^o^)
タダだしお得ですね。。。
ん。。。
そういえば、このアンコウ、グラム売だったから、カレイの重量も入ってるから、お金払ってるやん。
安いカレイを、アンコウの値段で買ってしまいました!
特はしてなかったようですね(笑)
生地を捏ね、具材を乗せ、オーブンで焼き上げる【手づくりピザ】
さて、ピザを作ります(^o^)丿
拘り過ぎるととんでもないことになりますので、簡単レシピです。
強力粉に塩水を入れ捏ね合わせ、寝かせます。
ピザ生地の作り方はそれこそごまんとレシピが巷にあふれていますが、僕が好きなのは、イースト菌はかなり少なめに、じっくりと発酵をさせたものです。
良く伸びモチモチの触感が味わえます。
パンっぽい感じが欲しければイースト菌や酵母の力を使った発酵が必要です(*^^)
材料のイメージは、最後に記します。
一日くらい寝かす方が生地の具合が良くなりますよ!
材料です。
今回は、クアトロフォルマッジ風。
マルゲリータ風。
チーズがたっぷり必要なので、スライスしたり、刻んだり、ピザに乗せやすく加工します。
マルゲリータはトマトソースベース。
クアトロフォルマッジは、チーズのうま味のみで勝負。
どちらも定番のピザですが、めっちゃ美味いですよね。
生地を伸ばしていきます。
なかなか難しいですが、だんだん慣れてきます(^o^)丿
少々形がいびつでも、それはそれで手作り感があって楽しいので良しとします。
家族みんなで作っても楽しいですよ!
少しづつ伸ばしては、向きを変え、丸い形に成型していきます。
あ、この成型をする前に、オーブンは最高火力で予熱をしておいてくださいね。ピザは、本来400度以上の温度の窯で、2~3分で焼き上げることで、素材の水分が飛ばず美味しく焼きあがるのですが、そんな高温のオーブンのあるお家もなかなかないでしょう。
今回は、200℃で、15分くらい焼きます(^o^)
完全に四角い生地ですね(笑)
まぁ。これも一興です。
チーズをたっぷり乗せていきます。
・チェダー
・ピザ用ナチュラルチーズ
これだけいれました!クアトロは4種類なので、2種類超えちゃいました。
6はイタリア語で『セイ』というらしく、フォルマッジはご存知チーズ。
よって、このピザは、『セイフォルマッジ』
なんか名前微妙(笑)
まぁうまけりゃOKです。
つづいてマルゲリータです。
マルゲリータはトマトソースベースに、モッツアレラチーズとバジルのシンプルなピザです。
2回目の伸ばし。
こういったものは、だんだんうまくなるようにできているんです(*^^)
はい。さっきよりはだいぶん丸くできました。
ここに具材を乗せていきます。
モッツアレラチーズもちぎって乗せます。
トマトも載せてますが、これは本来は無しですね。トマトたっぷり、まるげりーたということにしておいてください(*^_^*)
そして、バジルの葉。
これが、はっきりってしっぱいでした。
バジルの葉を置いてからチーズをかけないと、全て焦げ焦げの炭状態になってしまいますので!なんとなく焼く前にそんな気がしていましたが、案の定です。
でも、あとからフレッシュバジルをちらしても良いので、OKOK。
セイフォルマッジから焼き上げていきます。
チーズの良い臭いが漂います。
家庭用オーブンでは焼くのに時間はかかりますが、上段で10~15分焼きます。
出来るだけ高温設定で短時間で焼きあがるようにした方が美味しいです。
セイフォルマッジ。
めちゃくちゃ美味しそうー(*^^)v
これははちみつを付けて食べても美味しいんです。
いや~、チーズが多くて美味しいやーつー。
さらに、プロシュート(生ハム)をのっけたりして、
家なんで、やりたい放題です。
これが、シャンパンやらワインやらがすすみすぎてやばいのです。
少し小さめに焼いて、おつまみのような感覚でいただきます。生地も薄くやけていて、好みの味に仕上がりました。
ワインに合うアテもスタンバイ。
マルゲリータもどきも焼けました。
フレッシュバジルの下の黒い干からびたバジルは、失敗です(^o^)
でも、上からかけたら失敗もわからなくカバー。
こんな感じで、プレートにもって食卓に運べば、ちょっとしたしゃれたイタリアン料理店みたいじゃないですか?(いいすぎ)
味は、家庭で作ったと思えないほど美味しいですよ。
でもね、やっぱり本格的な窯で焼くのとは味が違います。
と、こうなると、ピザ窯が欲しくなるんですよね。
家族に内緒でお庭に作ろうかしら?(*‘∀‘)
今回の記事のレシピ。参考までに。
・強力粉 500g
・水 300cc
・ドライイースト 3g
しっかり捏ねて、一晩常温放置。
真夏日は涼しい所へ。
再度空気を抜くように軽く捏ねて、1時間。
鹿の骨出汁でフォンドボー【鹿とイノシシのシチュー】
以前頂戴した鹿肉のおみあし様から、お肉を取ったもの。
骨です。豚でいうところのげんこつの部分を、冷凍してありましたので、今回はこれを、オーブンで香味野菜と焼き上げてから、フランス料理っぽく、フォンドボーというブイヨンに仕上げて、そのスープでシチューを作ります(*^_^*)
鹿の骨です。結構大きいですよ。
新鮮なものを解体したでの、骨自体も冷凍していたと思えないくらい、新鮮な色合いで、とても綺麗です。
この関節の軟骨部分から、スープが良く出ます。
本来は、骨の髄のエキスが出やすいように、半分に割ってから調理に入るのですが、ハンマーでたたいても硬すぎて割れません。
さすが野生生物。家畜の豚とは骨の固さが違います。
ということでこのままいきます。
オーブンのグリルモードで表面に焦げ目がつくぐらいしっかりと焼いていきます。
途中でk情味野菜も加えて、一緒に焼き上げます。
あとは煮込むだけ。
ひたすら5時間程度煮ます。
これで、おいしい鹿のフォンが取れます。
そして用意するのは、とっておいた鹿のすね肉。
スジが多く非常に硬い部分です。
煮込みながら、解凍し、解凍が終わったら大きめのサイズにカットします。
つづけて、猪肉も用意。
これは、沖縄の友人が送ってくれた、沖縄産のイノシシです。
野性味の強いアジがポイントです。
かなり、いい感じにフォンが取れましので、濾していきます。
濾したフォンで、猪肉と、鹿肉を分けて炊いていきます。
鹿のシチューと、猪肉のシチューに仕上げます。
香味野菜やシチューの具となる素材を切っていきます。
トマトはフレッシュなものを、湯剥きして、たっぷり使います。
コクを出すために、ホールトマトも加えます。
あとは、そそれぞれ煮込みます。
スープは、非常に良いものが取れています。
あっさり豚骨の臭みのないもの。といったイメージで、鹿出汁もなかなか美味しいです。
トマトが溶けるぐらい煮込んで、完成です。
写真ではどっちが、鹿で、どっちがイノシシか不明ですが、各々です^o^
市販のドミグラス無しでも、かなりシチューになります!凄い、フォン^ ^
盛り付けました。ワインが合う濃厚なお味!市販のドミグラスにはない、純粋な美味みと、トマトから出る酸味が抜群。
なかなかつくるのは大変だけど、またチャレンジしてみたい!今回は、鹿骨で、出汁をとったけど、他のものではどうなるんだろ?
豚骨とかね。でも、豚骨でやったらくど過ぎるだろうな、とか色々考えるのが、楽しいです^ ^
コストコさんの巨大肉を低温調理して焼くです【牛タン】
某巨大スーパーコストコさん。
いたことない人は是非行ってみてね。
巨大倉庫の中を探検している気分になり、しかもおいている品物は、見たことあるものもおおいけど、どれも巨大サイズ。
迷路の中を歩く、小人になった気分で、どこかテーマパークのような楽しさを味わうことができます。
そこでひときわ目を引くのが、食材コーナー。
所狭しと、固まりにカットされたお肉がゴロゴロ。ミンチがたんまり。鳥も丸ごと。などなど、普通のスーパーではみなれないダイナミックな売り場は見るだけでも楽しいです(^o^)丿
ということで手に入れた食材。
牛タン。
肩ロース肉。
オーストラリア産。アメリカ産。
ごつい肉はやっぱり海外だよね(^o^)
赤身肉をかみしめて食べるのも美味しいよ。
海外産のお肉は、国産のお肉と比べて、飼料の違いからか、独特の臭いがあります。ミルクよりですが、もっと荒々しくしたような。。。
ひとによっては苦手と感じることも。
なので、ヘタな調理法で、レアに焼きすぎると、その香りの肉汁が口に広がるので、生臭い感じになってしまいます。
そこで、絶対失敗しない。
魔法の調理法。
低温調理です。
低温調理でたんぱく質の変性は抑えつつ、しっかりと中まで火を入れてからやくと、極上の味に変わります。
お肉によって、低温調理といえども、熱の入り方が異なりますので、それぞれ途中で取り出したり、温度を変えたりしながら、最長5時間ほど調理していきます。
牛タンが一番火が通りにくいですね。58度前後で牛タン以外のお肉。途中3時間程度で、とりだし温度を62度にあげて、牛タンをそのまま調理していきます。
これで、中まで火の通た生肉になり。極上の柔らかさを手に入れた、決してフライパンや炭火で焼くだけでは味わえない美味しいお肉となります。
焼いていきます。
右側は、タンの裏側、スジの強い部分です。
表面を炭火で香ばしく炙っていきます。
贅沢な焼き方(*^^)
半分にカット。中まで火がとおって、きれいな色です!
切った感じは、サクサクした感じ。
低温調理で、繊維のひとつひとつがサクッと噛み切れるように柔らかくなっているので、部集めにサイコロ状態にカットして、塩コショウでいただきます。
はい。おいしい(^o^)丿
やばいです。特に脂ののったタンの根本の部分が最高です♪
ふつうにスライスを焼肉で食べるのも美味しいですが、これは全然ちがった感じ。タンがおやつ感覚でバクバク食べられます。
すごいね。低温調理。
あとはラムチョップなども。
ラムも低温調理がかかっているので、肉の繊維は写真の通りほどけそうなほど柔らかくなっている。
崩れそうな感じが伝わりますか?
といっても、シチューなどのように煮込んで柔らかくなったものとは違う部類の柔らかさで、しっかりとお肉のうまみが残り、かつ、お肉特有の臭いを抑え込めている。
生々しい感じはなく、やっぱり火の通った生なんですね。
うん。これからはBBQシーズン。
まだまだ外出には気をつかう世の中だけど、安全にみなさんも、巨大塊肉を買って今年のバーベキューを楽しんでくださいね!
ごまフグの白子も最高!トロも食べよう!【白子ホイル焼きと、トロ握り】
鮮度の良い、プリっプリのフグの白子が手に入りました!
有名なものは、トラフグやタラの白子ですよね!僕もそうですが、フグを食べる時は絶対なくてなならない必需品です^o^
トロっと溶ける舌触りに、なんとも言えない旨味、甘み。
魚によって全然白子の味や食感は異なりますが、クセのないかろうじて形を保っている、トロトロの白子はフグならではでしょう^ ^
でもね。
今回のものは、トラフグではなく、『ごまフグ』という、フグの種類の白子なんです。
鮮度は抜群。
ゴマフグは、トラフグと比べると身が水っぽくて、うま味が少し薄いのです。干したりして、加工され一部では食べられているそうですが、あまり流通しているところは見たことがありません。
しかし、白子は、トラフグに負けず劣らず美味しいですよ!
トラフグでないといっても高価ですが、でもトラフグより安いですしね。
トラフグ宜しく、湯引きも刺身もなんでもうまいですが、今回はホイル醤油焼きを。ホイル焼きといっても、包み込まずに表面を乾かすように焼いていき、焼き上がりに醤油をたっぷりかけます。
甘めの九州醤油が良いですね。
なかまである程度ひがとおればよいので、ブリン、とすれば出来上がりでOK。
表面の膜を咲くようにスプーンですくいながらいただきます。
とろとろ、クリーみぃでめちゃくちゃ美味いですよ!!!
是非、見つけたら買って、やってみてくださいね。
つづきまして、トロが売られていました。
いわゆる近大マグロです。
養殖です。
これがまた、うまいんですわ(笑)。
もちろん本マグロの最高のものを食べたことのある方には、そのうま味、酸味、とろけ方、全てにおいてかないませんが、そんな高級な物を食べられるのは、ごく一部。
この養殖マグロも、めちゃ美味い!
養殖のマグロって、全身にうっすらと脂が乗っていて、トロ文化の近代日本人にはたまらんうまさなのであります。養殖といってもクロマグロだしね。
なんといっても、安い!(*^^)v
簡単に酢飯をつくってお寿司にします。
家庭では十分。本格的な物は遠く及びませんが、家族は喜んでくれますよ(*^^)
すこしだけ刺身にもしてみたり。
本わさびをすり下ろしたりして横に沿えるとそれこそ本格的ですが、マグロの値段を本わさびがこえちゃうかも!笑
ということで、2人で食べるには良い晩酌の出来上がりです。
左の黄色の入れ物に入っているのは、カイワレに醤油と鰹節をかけただけのものです。これが、ピリッと大根辛くて、アテによいんです(*^^)
すーぱーのお魚でも十分に調理法次第で食卓が華やかになりますので、是非機会があれば試してみてくださいね(*^^)v
夏に美味しいお鍋といえば!冬はフグ、夏はひょろっと長い【ハモ】
ひょろっと長いハモ。
その細長い身にには、適度な脂と、甘みと弾力のある身がついており、夏が旬の風物詩。
スーパーにハモが並びだすと初夏だなぁ~と感じます(^o^)丿
このハモは、素人では調理が難しい、いわゆる骨切りという作業が必要になります。
骨切り前の身には長細い、小骨というには強靭な骨が所狭しと並べられており、一般的なやり方では、骨を避け身を切り出すことや、骨抜きで骨を取り去ることは不可能です。
1cmに5本~10本程度の切り込みをリズミカルにいれていきますが、これがまた切れ味の良い包丁と、熟練の技が必要で、難しい!
専門の包丁も売られていますが、すっごく高いです(;^ω^)
でもご安心を!
最近のハモは、ハモを自動で骨切りする機械が普及されたおかげもあって、安価で美味しいハモをお家で味わうことができます。
手切りとの見分け方は、機械切りの方は、きれいに等間隔に切れ込みが入っています。職人の手切りのものに味はかないませんが、家庭で食べる分には十分に美味しくいただくことができます。
機械化されているので、悲しいかな、手間がかからない分安価ですしね。
綺麗な切れ目。
ハモは必ず活〆のぷりぷりの鮮度のよいものを用意します。
鮮度の落ちたものは、独特の臭いが皮目に出やすいお魚なので、今回の食べ方は向きません。 少しでも臭いのするものは、照り焼きにするのがおすすめです。
ハモは、非常に良いお出しが出ます。
大体生のハモは、頭と、骨付きで売られているとおもいますので、軽く焼いてから水で煮だして、上品jなスープを引きます。
20分程度に出してから、出し殻となった骨をザルで濾して、お吸い物のの要領で、酒塩、しょうゆで味をつけます。
これだけで、何杯もお変わりができるくらい美味しいスープになります。
ハモは、玉ねぎと非常に良くあうので、淡路島の甘みの強い美味しい玉ねぎのスライスと共にお鍋にします。
玉ねぎから浮かべて、玉ねぎに火が通た頃にハモをしゃぶしゃぶにして、お出しと玉ねぎと共に頂きます。
ハモは皮目を下にしてお出しに沈めて、そのまま10秒間。
綺麗に花が咲いたように、身が開くと完成です。
ミディアムくらいの火の通り加減です。
火を通しすぎると、身の旨味が出汁に流れてしまいますし、皮のせっかくのプリっとした触感がなくなってしまいます。
三つ葉と一緒にたべても美味しいです。
身に甘みがあるのです。
油も非常に上品にのっていて、決してくどくなく、いくらでも食べられます。
夏の暑さの吹き飛ぶお鍋です。
そして最後は、
もちろん雑炊。
ハモ出汁の旨味の凝縮した最高のお味。
上品この上ない(^o^)
色々なお鍋の雑炊がありますが、フグ、クエと並ぶ最上のものの一つです。
冬場にフグ料理専門店をやっているお店が、夏場にハモ専門店に変わるのが関西あるあるですが、その理由にも納得です。
だって美味しいもん!是非、家庭でやってみてくださいね。