お腹の中からでてきたカレイを食べる【カレイのから揚げ】
今回もとりためた写真のアップロードです。
投稿日との季節感が合わなくてもうしわけありません(*^^)
はい、用意したるは、冬のお鍋の代表格。
『あんこう』
あれ?
タイトルが、カレイのからあげになってるやん!と思ったでしょ(*‘∀‘)
ということで、捌いていきます。
すぐに答えはみつかるさ(*‘∀‘)
あんこうって、水の張ったシンク内にいれると、ちゃんと髭が生えているんですよ。しっていましたか(*‘∀‘)
しっかりとぬめりをとる作業から入ります。
たわしでゴシゴシやっていきます。口はネバネバなので特にしっかりと。
臭みのもとになりますよ。
あんこうは捨てる所が無いといわれており、その部位はあんこうの七つ道具といわれて、ななつの美味しいパーツに分けることが出来ます。
今回のモノは、小ぶりなアンコウなので、腸の処理もですし、ヒモと呼ばれる卵巣もはいっていませんでしたので、胃袋だけたべたいと思います。
アンコウは、魚を丸飲みする性質があるためか、ひときわ胃袋が大きいです。自分の体くらいのお魚も一瞬の俊敏な動きでバクっととばてしまいます。
ちなみに、目と目の間にある触覚のような角のような器官ですが、これを疑似餌のようにして自分の餌をおびき寄せるのです。凄いでしょ。
胃袋は切り開いて、中身をきれいに掃除します。。。
が、
はい、出てきました。
かなり状態の良い。カレイ。
海そばの旅館の、朝ごはんに出てくるやつだ!
もちろん食べますよ(*^^)
このアンコウも不運なことに、このカレイを食べた直後に、水揚げされたのでしょう。でも、さらに不運なのは、このカレイか!
まさか、2回も食べられることになるとは。(笑)
鮮度はまったく悪くないです。
嫌な臭いもしませんし、まだ身がしっかりとしている。
鱗は、きれいにとれてますね。
表面のみ、アンコウに消化されたってかんじでしょうか。
ハラワタとエラを取って、切り目を入れて、カリっと上げていきます。
バチャバチャ。
これ、アンコウのお腹の中からでてきたって、誰もわからんでしょ!
味も、うん。普通に美味い。
カレイのから揚げのお味。
なんか得した気分。家でお魚を捌く機会があれば、こういったものも捨てずに調理すると美味しいし、楽しいよ。
て、誰もやらんか。(笑)
そして本体。
勿論お鍋にしていきます。
下のお更に、出来るだけ七つ同五をあつめてみました。
肝臓。胃袋、エラ、心臓。
これらもいっしょにお鍋にします。
アンコウ鍋など、ぬめりの強いお魚のお鍋は、一度表面を湯通しして、水でキレに洗う下処理をしておくと、アクが出ず、生臭みも消え、美味しく食べることが出来ます。
いやー。本体も最高。
でも、分身の方が今回は価値があったかな(^o^)
タダだしお得ですね。。。
ん。。。
そういえば、このアンコウ、グラム売だったから、カレイの重量も入ってるから、お金払ってるやん。
安いカレイを、アンコウの値段で買ってしまいました!
特はしてなかったようですね(笑)