様々な料理をつくるキッチン内の実験室『キッチンラボ』

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イカの炙り刺しと、お刺身内臓付き【剣先イカ】

新鮮な剣先イカが手に入りましたので、早速お刺身にしていきます。

胴長20cmくらいで、食べごろサイズです。

 

炙りと、普通のお刺身にしていきます。

 

 

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簡単です。表裏をなかまで火が通らないように表面のみに火を通します。

 

イカは火が通ることで、うま味が出ます。尚且つ、炙りは、中は生のままなので、加熱しては味わえないねっとりとした甘みも味わえます。

 

美味しい調理法です(*‘∀‘)

 

 


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今回の記事は調理展開が早いです。

 

今日時点で、約3年前の取りためた写真を記事にさせていただいていますが、昔のものは写真が所々抜けておる個所がありますが、何卒ご容赦を('Д')

 

今ならもっと細かく調理工程とっているんだけどなー。

 

 

 


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ということでお刺身です。

剣先イカはお店ではまず食べられない部位も実は美味しいのですよ。

 

もし家で新鮮な物が手に入ったら、是非試してみて欲しいのが、肝。

肝臓ですね。剣先イカの肝は、サイズはあまり大きくはありませんが、絶妙な甘みと、苦みの混在したコクのある味で、非常に美味です。

 

いわゆる塩辛に加工する、スルメイカは巨大に肝が発達していますが、剣先イカはほんの少し。写真の真ん中下のオレンジ色の部分。貴重です。

 

 

そして、もうひとつが、軟骨。

これも自分で捌かないとなかなかわからないですが、目と、ハラワタの付け根に比較的固い軟骨のような組織があり、これが美味しいです。

ナタデココより少し硬いような触感で、コリコリ、ねっとりとして、鳥のヤゲンナンンコツよろしく、非常に美味です。

 

このへんが、鮮度が落ちやすく、部位を分け処理するのに手間がかかるので普通はすてられてしまう部分ですが、お家で捌く際ににはお見逃しなくです(*^^)v

 

 


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ということで、イカ刺身の盛り合わせです。

 

イカはとれたてはコリコリと、しばらく寝かせると、

ねっとりと、味の変化を味わえる生き物です。

 

ほとんどの方が食べたことのあるのが、水揚げされてから数時間経過したネットリと舌に絡みつくような粘り気と甘味のあるイカ。色は透明感は無く真っ白。

 

しかしイカはその味だけで語ることなかれ、獲れたてのイカなんかは、コリコリっとした歯ごたえで、裏が透き通るほど、透明。全く別物の味になりますからね。

 

是非、機会があれば食べてみてくださいね。

 

 

 

 

 

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僕は、水揚げされてから、適切な締め等の処理をしたものを、10時間程度鮮度を維持しつつ、寝かせた、半分くらい半透明が残っているイカが大好物です(*^^)v