漁師からもらった鹿肉でじゅうしぃロースト【ローストディア】
いただいた鹿肉を調理しました。
ももにくを部位ごとに分けて、カレーをつくったのですが、今回はその続きの鹿肉のローストです。
↓以前の記事です。
臭みなどは一切ない新鮮なお肉ですが、バルサミコ酢とニンニクで軽く下味をつけてみることにします。
美味しい塩を擦りこみ、バルサミコニンニクを塗りこみます。
ローリエを貼り付けます。
ジビエ肉は、こういった香草との相性が抜群なので、臭み無くてもマリアージュさせると美味しいです。
ここから、おいしくなる魔法の調理工程に入ります。
低温調理です。
ANOVAという低温調理器具を使います。
お肉をしっかりと密閉します。
62度前後で、二時間調理していきます。
温度を一定に保つことのできる調理器具で、低温調理にはかかせない機械です。
2時間経過しました。
表面は火が通って、カチカチのように見えますが、
62度以上の火は入っていないので、たんぱく質の変性を抑えることができて、中はきれいなピンク色のままのはずです。
そして、表面に焼き色と、焼き焦げの味をいれるため、高温に熱したフライパンで、表面のみ焼いていきます。
ここで火を通しすぎると、中まで高温の火が入り、折角の低温調理が無駄となりますので、手早く行います。
そしてカット。
もう、間違いなく美味しいですわね。(;^ω^)
やばすぎる色合い。
これは、フライパンで焼くだけでは絶対にできない火の通り加減となります。
中まで火の通った生。
断面のじゅーしぃな感じが伝われば幸いです。
鹿肉は、ジビエといえども、まったく臭みなどはありません。
赤身の純粋な旨味を味わえます。
かめばかむほどジュースのごとく、肉汁があふれ出て、繊維もきめ細かで、味の系統は牛肉よりですが、牛よりも臭みは少ないです。
低カロリーで健康にも良い肉みたいです。
鹿肉等、野生のものは、生食はできるだけ控えた方が良いので、こういった低温調理でしっかりと仲間で火をいれる調理法は、お肉の味も壊さず理にかなっていると思います。
最高に美味しい!また、こんどANOVAの低温調理機の詳細も公開します(^o^)丿