豆腐を作ってみた
豆腐を作ってみたくなったのでやります。豆腐は普段から出来るだけ良いものを買うことにしているのですが、どうしても濃厚な豆腐が食べたくなりどんなもんかとチャレンジしてみました。
にがりって、普通にスーパーで売っているんですね。
初めてのの試みなので、とりあえずすぐに手に入るもので揃えました。
豆腐といえば、まずは豆乳。豆乳を作らなければなりません。
完全に乾燥しているカチカチの大豆を一晩水に入れ放置して、水を給水させます。
浸けてすぐはこんな感じでしわっしわです。お風呂に長時間使った後の手のようです。豆は浸かる時間が長いほど、張りが出て、若さを取り戻していきます。人間もそうならよいですね。(脱線)
そして、一晩が経過しました。しっかりと水を吸って、大きく膨らんでします。見た目では倍ほどになっているでしょうか。指でつぶしてみて固さを確認します。ミキサーでドロドロに粉砕しますので、芯があると、ミキサーにダメージを与えます。
さらにもう少し漬け込み、しわが完全に伸びきるまで給水させました。
つぶしていきます。
昔は、石うすでやっていたんですね。
戻し汁と大豆。少しづつ。こういう作業は一回でやろうと思わないほうが、いいことを直感的に知っています。
入れすぎたら絶対あふれるもん。
スイッチオン。
特に、固いものをつぶしてる感覚もなく、あっという間に白いどろどろに変わります。皆さんはバリウムってのんだことありますか?あんな感じです。
そして匂い。くんくん。
めちゃくちゃ青臭い。
そうです、あの美味しい豆乳の豆の甘い香りは、火が通っているからなんです、生の大豆は青臭ーい、とてもおいしいといえる匂いではありません。
バリウムを煮ていきます。
煮ることで、青臭かった匂いがおいしい、豆乳の香りに代わります。火を入れることでの匂いの変化、すごいです。
沸騰して火を弱めコトコト10分弱たてばOKということにします。
そしてこれを絞ります。
もちろん、いきなり絞ると大やけどですので、ある程度重力でおとし、その後、冷めてきたらぎゅーっと絞り込みます。
絞り終えると、おからと豆乳とに分離できました。ここまでくればあともう少し。おからは、また別の機会に炊いて食べます。
そういえば、クイズ番組でおからは何から出来ているか答えることのできないタレントさんがいたなー。僕とほんの数歳差だったけど、びっくりしました ^^)
普段食べているものって、ミルクボーイのコーンフレークじゃないけど、生産者の顔が見えるもの見えないものがあるけど、どこかで誰かが人の手でつくっているんですよね。だから、出来たもの、目の前にあるものに感謝することはもちろん大事なんだけれども、それがどのような過程で今あるのかといったことに目を向けること。そこで生まれる感情が感謝心なんだとおもうんですよね。
豆腐だって、今やコンビニでも買えるし、どこでも手に入るけど、一から手作りするとその苦労がわかるよ。これがキッチンラボのサブテーマです。(脱線)
そして登場にがり。
にがりを入れる前に豆乳の温度を測ります。
75度~80度の間。これ低すぎても暑すぎても駄目みたいなのです。初めての豆腐作りなので、先人に倣い、75度ぴったりでにがりを豆乳に投入! ('_')
すると水分と、固形分とが分かれてきます。
固形分を清潔な布巾で包み、下に水分が抜け落ちるようセッティングし、冷めるまで放置。
ドキドキ。
できた!木綿豆腐。
どうですか!初めての割になかなかの出来ではないでしょうか!
敬意を称し、ワサビと岩塩でいただいてみます。
お箸でしっかりと持てる固さ。
うん。沖縄の島豆腐。
沖縄のずしっとした、島豆腐のような感じのものが出来上がりました!製法は違うのですが、なかなかこれはこれでおいしい豆腐が出来上がりました。
豆の味もしっかりするし、濃厚だし、やわな豆腐とは全然違う。
島豆腐ときたら、これもやっておかないといけないよね。
すく豆腐。
アイゴという、毒のある魚の稚魚を丸ごとそのまま瓶詰にした沖縄の塩辛。これを沖縄では島豆腐に乗せて食べます。
このアイゴの塩辛は、結構しっかりとした歯ごたえが残っているので、やはり、滑らかな豆腐ではものたりなく、ごつごつと荒く、濃厚な島豆腐との相性が良いのです。
キッチンラボ産豆腐も、相性抜群。
こんどは、島豆腐をつくってみたいなー。
ちなみに、この『スクガラス』っていう塩漬けは、写真のもは純粋な沖縄産。もし購入する人いたらこれをさがしてほしいなー。意外と裏面の表記をみたら外国産ってかいてあるから。せっかくだったら沖縄産たべたいよね。また買いにいきたいな。
以前のように各地に飛び回れる日が一日でも早く戻りますよう、私も気を引き締め、自粛など取り組んでまいります。
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