ねばねばの美味しい山菜【わらびをあく抜きして食べる】
わらびです!春の山菜の代表格ですね♪
意外と、本物のわらびを食べたことのある人が少ないみたいで、こないだ友人に食べさせたところ、わらびってこんなにねばるがあるんだね。
とびっくりされました。
なるほど、確かに山菜の水煮セットのようなもので炊き込みご飯を炊いたものは、粘りは無く、味も抜け、本来の味覚は味わえませんもんね。
ということで、わらびをあく抜きします。
アク抜きというと、竹の子が有名ですが、アクは風味であり。抜きすぎると味も抜けてしまいます。
しかしながら、わらびは毒成分を含んでいますので、しっかりと抜いていきます。竹の子では使わない、重曹や灰等のアルカリ成分で毒を中和、抜いていきます。
竹の子のように米ぬかでは、全然といいませんがほぼ抜けません。
灰がベストですが、今回は重曹です。
パッケージの裏に山菜のあく抜きと表記されている物が多いです。
あく抜きはとっても簡単です。
僕はわらびの上から、塩味を付けるくらいのイメージで適当に振りかけています。
写真のわらびの量で、小さじ3くらいの量だと思います。
そして、ひたひたに浸かるくらいの熱湯をドバっとかけ、重曹を溶かすように混ぜ。一晩放置。
一晩たち、真っ黒になった水を替え、2~3時間。
これで完成です。
あくの出た水は黒からだんだん緑色になっていきます。
うっすらとエメラルドグリーンの水になっています。
表面に産毛がありますが、それもこすると簡単にとれますので、水にさらす前に竹串を洗うように軽くこすり合わせて除去します。
熱湯をかけることで、わらびにはしっかりと火が入ります。
後は、適当に切り、どんな料理にも応用が出来ます。
おすすめは、ポン酢と鰹節。
わらび本来のお味と、ねばねばが味わえます。
表面の皮はパリッと薄く噛み切れる歯ごたえで、上品なシャキシャキ感があります。中からはオクラによくにた粘りが出てきます。これがじゅるっとしてたまらなく美味しいです。
火を通すにつれ、シャキシャキ感は無くなりますが、ぎゃくに全体的にトロトロになりそれもまた美味しいです。
あく抜き後のわらびですが、個体差だと思うのですが(知ってる人教えて下さい)太く、濃い紫色になったものが特に粘りが強く美味しいです。緑色のままのものは、少し硬く、粘りも薄い様に関します。
ほとんどが、この紫色になれば、当たりワラビです(*^^)v
頭の部分?は、もさもさした歯ごたえで、茎の方が美味いですが、僕は全ていただきます。この頭がないと、わらび食べてるって気がしないんですよね(*^^)
食感が苦手な人は、頭部分は切り離し、炊き込みご飯に混ぜて炊いてしまうのが良いと思います。
マヨゴマ和え。ゴマとの相性も良いです。
いろんな料理に応用が利くので、やったことのない方は、あくぬきして食べてみてくださいね。その粘りの強さに驚かされますよ!時間はかかりますが、簡単ですしね。
包丁の背側でたたいて、めかぶとろろのようにしてもおいしいですよ(*^_^*)
ちなみに、わらび餅って、このワラビの地下茎から取り出したデンプンを練ってつくるものが『本ワラビ餅』ってご存知でしたか?
一回チャレンジしてみよ♪
是非、読者登録&★ポチッ♪とよろしくお願いいたします(*^_^*)
記事制作の励みにさせていただきます!感謝。
◆インスタグラム【kitchenlabo.akun】映える料理
https://www.instagram.com/kitchenlabo.akun/?hl=ja
◆ツイッター【kitchenlabo_A-kun】日々の料理
https://twitter.com/Akun51932007